お香に火をつけ、ほっと息をつく 〜 日常にちょっとリッチな彩りを
お香。身近なようで縁遠い?
お香。日本で暮らしていれば、その存在を目にしたり耳にする機会は非常に多いと思います。けれど、そんなお香(お線香)が、誰にとっても身近なものか? というと、必ずしもそうではないようです。
たとえば、「おばあちゃんの家のお仏壇に立てられる緑色のお線香」、あるいは「お墓の前で煙を立てている ちょっと古風な祭具」、そんなイメージしか持たない方にしてみれば、お香(お線香)はどこか自分と縁遠い、非日常的で儀式めいたもので、僧侶のように特殊な方々や、それを趣味とする人だけが使うものと思っているかもしれません。
本来は身近で普通な道具
けれども、お香(お線香)は本来、一般の人が日々の生活の中で使用する、ごく普通の道具です。
たとえば、チベット仏教文化圏ではお香(お線香)が、献仏、瞑想、ヨガ、浄化、医療といった特別な場面で焚かれるばかりでなく、一般の人たちが健康的かつ快適に日々を過ごすための道具として、その生活の中で当たり前に利用されます。
日常をちょっとだけ贅沢に
忙しさのなかでちょっと足を止め、お香の先に火を着ける・・・
ゆっくりと立ち上る煙の行く先を見遣りながら、ほっと ひと息入れる。そんな、ちょっとした贅沢を是非お試しください。
きっと、いままでの日常にはなかった「なにかを感じていただけるはずです。