色々な場所で焚いてみる
はじめて 「お香を焚いてみよう!」 と思いついたとき、頭の中では既に 焚く場所や状況 (時間帯やシチュエーション) が決まっていて、それ以外の場面で焚こうなどとは考えもしなかった。
・・・なんて経験はありませんか?
かく言う私がまさにそれで、お香を焚きはじめた頃には決まった場所に香炉を置いて、ほとんど毎日、同じ時間帯にお香を焚いていました。
ただ、お香は、焚く場所を変えることによって それまで感じたことのなかった印象を抱かせてくれることがあります。
たとえば、書斎で焚いたときにはいまひとつしっくり来なかったお香が、就寝前に 寝室で焚いてみると予想外に好みの香りに感じられたり、 リビングでリラックスするときにはどうもきつ過ぎると感じていたお香が、朝 ダイニングで新聞を広げながら焚いてみると妙に気分がすっきりして病みつきになったり。
ひとつのスタイルにばかりこだわらず、いろいろと試してみると楽しみも広がります。「そんなの お香がもったいない」と感じられる方もいらっしゃると思いますが、5分 10分焚いてみるだけでもだいぶ違います。是非 お試しください。